昭和60年地図(神戸長田)(昭和60年~昭和64年の写真)
長田区は、神戸の中でも一番下町風情を残した町でした。
木造民家の長屋などがひしめく地域で、町工場も多く、まさに昭和そのままの姿で残っていました。
ところが、阪神大震災で地震よりも火災が被害をもたらし、街のほとんどが焼失しました。
その光景は、アメリカ軍の空襲で焼け落ちたような悲惨なものでした。
全てが失われ、更地になったことで、皮肉にも、街の再開発計画が進み、今ではみちがるような
きれいな整備された街並みになっています。復興までには沢山の苦労があったわけですが無事現在のような光景になり、よかったですね。 東北の復興も大変でしょうが、きっと昔以上に元気な町になることを信じ、頑張っていただきたいですね。
昭和60年地図(神戸長田)電電公社職員地図より
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