昭和50年沖縄海洋博100円記念硬貨(昭和50年~昭和59年の写真)
昭和50年 沖縄海洋博覧会 EXPO75 100円記念硬貨
沖縄の本土復帰を記念して、海洋博覧会を実施されました。アメリカ占領下だったころには旅行に行けず、復帰したことで国内旅行先として注目された頃でした。これに合わせてすさまじい公共投資(道路整備など)が行われ、期待も一気にたかまりましたが、当初450万人の来場見込みを建てていましたが、結果は350万人足らずで、予想を大きく下回り、この沖縄海洋博グッズは、全てダンピングされた結果、失敗万博としての烙印を押されました。
日本政府の沖縄返還の交渉は、厳しい状況だったことは容易に想像できますね。元々、米国は、アジアの植民地政策の拠点に考えており、日本への返還など一切考えていなかったわけですから、無理な返還だったのかもしれませんね。さて、この100円硬貨ですが、発行枚数がなんと12万枚です。過去にも未来にもこんな発行枚数はあり得ません。失敗に終わった万博の記念硬貨で、なおかつ発行枚数が多いため、プレミアもつかないと皆が思い始め、街中で普通に使われていました。丁度、2000円札と同じように、最初は珍しがられていましたが、結局邪魔もの扱いされ、どこかにきえていきました。沖縄は悲しい歴史がありながら、なぜかすることが成功しないんですね。(管理人)
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ひめゆりさま
コメントありがとうございます。
そうですね、沖縄や北海道に旅行するよりも、海外のほうが安い時代ですから、観光産業も大変だと存じます。
それにしても、オスプレイをなぜ配備することになったんでしょうね?
どう見ても、燃費も悪そうだし、。。滑走路の短い基地に配備するんでしょうか?
まずは、きちんと説明して、必要性なり、安全性などを説明すれば、もう少し
状況もかわったと思うんですが、原子力発電といい、きちんと本音を言って
ほしいものですね。
コメントさせて頂きます。
観光産業も不景気なこともあり、沖縄は厳しい状況です。米軍基地の問題でドタバタしたあとは、今度は墜落する飛行機を持ちこまれます。
沖縄は、様々な問題が複雑になって、賛成反対も意見が立場によって分かれます。
政府にしっかりしていただきたいものです。