昭和29年松下電器 角形電気洗濯機(昭和20年~昭和29年の写真)
なんだかシンクのような、小さなアルミの水槽です。2層式の洗濯機が出るまでは水槽が小さく、一回に洗濯できる量も少なかったせいか、それとも、まだ手洗いのほうがよく落ちたのか、多くの洗濯機のある家庭でも、並行して手洗いで洗濯をしていました。もちろん、シーツやバスタオルは、たらいでごしごし洗っていましたので、2層式が出るまでは、やはり手洗いのほうが多かったんじゃないでしょうか。。
この初代洗濯機では、脱水機(水絞りローラー)が、脱着式になっていますが、大衆向けの後継機は洗濯層の横に、このローラーがついていましたね。
構造は単純ですが、綿製品などは、それなりに脱水できましたね。
ただ、昔は、男子小学生は、この脱水機を見ると無性に何かをはさみたくなるのですね。カナブンなどではなく、田んぼでゲロゲロないている生物をローラーで。。。
本当に当時の子供はカエルや昆虫が沢山いたので、残虐感がなかったのでしょうね。特に、カエルは街中でも田んぼがのこっていましたので、容易に手に入る生物でしたので、昆虫解剖セットなどで、遊ばれていましたね。
今では、絶対にしない遊びですね。(というよりできないですね)(by管理人)
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