昭和15年箱根(昭和1年~昭和19年の写真)
戦前までは、多くの背広を着る人たちは、かならずといっていいほど、帽子をかぶられていますね。当時は、背広というものが特別なもので、帽子は当然のアイテムと認識されていたんでしょうね。しかし、この当時にかぶられている帽子は、どなたの帽子も立派なもののように見えます。当時としては、帽子は相当高かったんじゃないかとおもいます。逆に言えば、帽子を購入できなければ、スーツは着れない時代だったのかもしれませんね。昭和40年頃から、大企業にも事務職が増え始め、サラリーマンも作業着からスーツに移行し始めた時代から、帽子は徐々にかぶられなくなったようですね。皆さんは、背広に似合う帽子はお持ちでしょうか?
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